公開日

料理の手を止めずに片づけるコツ

Authors
  • avatar
    Name
    Nivos Cook 編集部
    Twitter

料理をしながら片づけると聞くと、鍋を見ながら皿を洗い、切ったそばから台を拭くような忙しい姿を思い浮かべるかもしれません。けれども、同時にすることを増やすほど、料理も片づけも中途半端になりがちです。目指したいのは、作業の切れ目で手元を整え、次に必要な場所や道具をすぐ使える状態にすることです。

始める前に、水道までの通り道をつくる

最初に確認したいのは、作業台の見た目よりシンクの中です。朝の食器が残っているなら、食材を洗えるだけの場所を先に空けます。排水口をふさぐものを除き、洗剤とスポンジを取りやすくしておくと、途中で手を洗う時にも困りません。全部洗う時間がない日は、割れやすい食器を安定した場所にまとめるだけでも動きやすくなります。

次に、皮や袋を捨てるための小さな容器を手元に置きます。野菜を一つ切るたびにごみ箱へ向かうと、移動が増えて包丁仕事が途切れます。ボウルや空いた食品袋など、その日にあるもので十分です。ただし、通路やコンロのそばに袋を広げると邪魔になるので、まな板の奥か横に収まる大きさを選びます。

献立の中で、手を離せる時間を見つける

片づけに使える時間は、料理ごとに違います。煮物を弱火にしてから様子を見る間なら、調味料を戻せます。一方、卵を焼いている最中や、にんにくを油で温めている時は、短時間でも状態が変わります。そうした場面で洗い物を始めると、焦がした鍋を洗う仕事が増えてしまいます。

調理を始める前に、切る、炒める、煮る、盛るという流れをざっと思い描きます。そのうち火加減が落ち着くところを、片づけの時間に当てます。待ち時間が短ければ、瓶を一本戻すだけで終わりにします。洗い始めたものを最後まで洗うことより、必要な時に料理へ戻れることを優先しましょう。

使い終わったものと、まだ使うものを分ける

小さじ、菜箸、ボウルを、使うたびにシンクへ入れる必要はありません。味見の後にもう一度使う計量スプーンや、盛りつけにも使うお玉は、小皿などにまとめて置きます。置き場所が決まっていると、道具を探したり、新しいものを出したりする回数が減ります。

ただし、生肉や生魚に触れた道具は別です。そのまま加熱済みの料理や生で食べる野菜に使わず、洗ってから使うか、清潔な道具に替えます。下ごしらえでは先に野菜を切り、その後に肉を扱う流れにすると、まな板を洗うタイミングも分かりやすくなります。肉を触った手で調味料の瓶や冷蔵庫の取っ手をつかまないよう、必要なものは先に出しておきます。

汚れの種類に合わせて、小さく処理する

水だけで落ちやすいボウルと、油の多いフライパンを一緒に積むと、軽い汚れまで広がります。粉や卵液がついた器は、使い終わったら汚れが乾く前に軽く流すと後が楽です。油や濃いソースが残る器は、へらや紙で余分な汚れを取り、ほかの食器と分けておきます。

つけ置きは、何でも水に沈めればよいわけではありません。包丁を泡の中に隠すと危険ですし、木製品など長く水につけるのに向かない道具もあります。包丁は安全に洗える時に単独で洗い、刃の向きに注意して片づけます。熱いフライパンは急に水で冷やさず、扱える温度になるまで安定した場所に置きます。

作業台は、次に使う範囲から拭く

調理中に台全体を磨く必要はありません。切り終えた野菜を移したら、まな板の周りの切れ端を集めます。盛りつけの直前には、皿を置くところの水滴や粉を拭きます。このように次の作業に必要な範囲を整えると、片づけが料理の流れに自然につながります。

生肉の汁がついた場合は、普通の水滴と同じようには扱いません。汚れを取り除き、素材に合う方法で洗浄や消毒を行います。汚れた布巾で別の場所まで拭き広げないことも大切です。手拭きと台拭きを分けておくと、慌ただしい時でも使い分けやすくなります。

盛りつける前に、食卓までの動きを整える

料理が完成してから器を探すと、作業台に鍋や皿が集中します。煮込みの途中などに盛りつけ用の器と箸を出し、食卓に運べるものは先に運びます。空いた調味料の袋や野菜くずも、この段階でまとめると、出来上がった料理を置く場所が確保できます。

盛りつけ後の鍋は、無理にすぐ洗わなくても構いません。温かいうちに食べたい料理なら、火を消したことを確かめ、汚れが固まりやすい器だけ処理して席に着きます。家族が運ぶのを手伝える場合は、熱い鍋のそばで交差しないよう、運ぶ皿を台の端にまとめておくと受け渡しが簡単です。

忙しい日は、片づけの終点を低くする

疲れている日は、ごみをまとめる、食材を冷蔵庫へ戻す、水道を使えるようにするという三つだけでも十分役に立ちます。毎回すべての洗い物を終えようとすると、片づけを意識すること自体が負担になってしまいます。明日の自分が最初に困りそうなことを一つ減らすつもりで取り組んでみてください。

何度か作っている献立なら、どこで道具が増えるかも見えてきます。合わせ調味料を混ぜる器を盛りつけにも使えるか、切った野菜を別々の皿に分ける必要があるかを考えると、洗い物の量そのものを調整できます。料理の手順に合った小さな片づけが身につけば、食後に台所へ戻る気持ちも軽くなります。

広告Amazon.co.jp

iwaki 耐熱ガラス保存容器 7個セット

作り置きや残り物を見やすく分けて保存したい時に使いやすい、耐熱ガラスの保存容器セットです。

広告。対象となる購入により、Nivosは紹介料を受け取る場合があります。

Amazonで見る →
料理の手を止めずに片づけるコツ | Nivos Cook