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平日ごはんを助ける簡単ソースの回し方

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    Nivos Cook 編集部
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肉や魚を焼くところまでは決まっていても、最後の味つけに迷うことがあります。そんなときは、家にある調味料で作れるソースをいくつか覚えておくと便利です。毎週大量に作り置きする必要はありません。一食分をさっと混ぜられる配合があれば、同じ材料でも違う料理として楽しめます。

食材より先に味の方向を決める

最初に、さっぱり食べたいか、コクを出したいかを考えます。脂のある肉には酢や柑橘の酸味、淡泊な豆腐にはごまの風味というように、食材と組み合わせると選びやすくなります。味の方向が決まれば、冷蔵庫にある調味料から必要なものを絞れます。

ソースの味を考えるときは、塩気、酸味、甘味、油分を分けて捉えます。しょうゆを足せば塩気だけでなく香りも変わり、砂糖を加えれば甘くなるだけでなく酸味の感じ方も変わります。一度に何種類も足すと調整しにくいため、少量ずつ加えて、その都度味を確かめましょう。

しょうゆと酢で軽いかけだれを作る

まずは、しょうゆ小さじ二、酢小さじ二、水小さじ二、ごま油小さじ一を混ぜてみます。これは蒸した野菜や豆腐に合わせやすい出発点です。酢の酸味が強く感じられたら、水を少し足すか、砂糖をひとつまみ加えます。調味料の種類によって味が違うので、配合を絶対の正解と考えず、使う食材に合わせて調整してください。

ゆでたもやしのように水分が出やすい食材は、水気を切ってから食べる直前に和えます。たれを先に全量かけると、食材から出た水で味がぼやけることがあります。半量を加えて混ぜ、一口食べてから残りを使うか決めると、濃すぎる失敗を減らせます。

香りを変えたい日は、すりおろしたしょうがや刻んだ青ねぎを食べる分だけ加えます。基本のたれを大きく変えなくても、薬味で印象が変わります。レモン汁を使う場合は、酢の一部と置き換え、酸味が重なりすぎないよう少しずつ試しましょう。

味噌とごまでコクのあるソースにする

味噌小さじ二、すりごま大さじ一、砂糖小さじ一、水大さじ一を混ぜると、温野菜や焼いた厚揚げに合うソースになります。まず味噌と砂糖を水でのばし、その後にすりごまを加えると均一に混ざりやすくなります。とろみが強ければ水を小さじ一ずつ足し、かけやすい状態にします。

味噌には甘口、辛口などの違いがあるため、砂糖は控えめから始めてもかまいません。主菜にすでに塩味を付けているなら、ソースの量を少なくします。焼き魚にも塩、付け合わせにも塩、さらに味噌のソースという組み合わせでは、食事全体の味が重くなりやすいので、味を付けない野菜を添えると釣り合います。

このソースは、冷たい豆腐に添えるならやや濃く、野菜全体に和えるなら少しゆるくすると使いやすくなります。食べる相手にごまや大豆などのアレルギーがある場合は、材料を確認して別の味つけを選んでください。市販の調味料に含まれる原材料も忘れずに見ておきましょう。

温かいトマトソースを一回分だけ作る

冷たいかけだれ以外に、短時間で作れる温かいソースを覚えておくと、献立の幅が広がります。小鍋に油を少量入れ、みじん切りの玉ねぎをやわらかくなるまで炒めます。カットトマトを加えて混ぜ、ほどよく水分が減ったところで塩を少しずつ加えます。にんにくを使う場合は、焦がさないよう火加減に気をつけましょう。

焼いた鶏肉にかけるなら少し煮詰め、パスタに絡めるならゆで汁でのばして仕上げます。豆やきのこを加えれば、ソースそのものに食べ応えを持たせることもできます。酸味が気になるときは、塩をむやみに増やさず、玉ねぎの甘味が出ているか、水分を飛ばしすぎていないかを確認します。

味見は実際に合わせる食材で行う

ソースだけをなめると、ちょうどよいと思っても料理にかけたときに薄く感じることがあります。反対に、ソース単体では濃くても、味を付けていない温野菜には合う場合もあります。小皿へ食材を一口分取り、少量のソースを合わせて味見すると、完成した状態を想像しやすくなります。

調整するときは、困っている点を一つに絞りましょう。濃すぎるなら水分を足す、酸味が足りないなら酢を少し加える、香りが物足りないなら薬味を添えるという順です。砂糖や油を加えても塩分そのものが減るわけではないため、塩辛くなった場合は無塩の材料で薄めるか、使う量を減らします。

保存するなら混ぜる前から量を考える

最初のうちは食べ切る量だけ作ると、容器の管理も少なくて済みます。残す予定がある場合は、料理にかける前に清潔な容器へ取り分け、材料に応じて速やかに冷蔵します。食卓で使ったスプーンや、生の肉に触れた器具を保存用のソースへ戻さないようにしてください。

手作りのソースは、酢や塩が入っていても長期保存できるとは限りません。水、野菜、薬味などを加えると保存条件も変わります。家庭では少量ずつ作り、容器に中身と作った日を書いて、早めに使い切る流れにしましょう。保存期間が分からなくなったものや、扱いに不安のあるものは使わない判断も必要です。

一つの配合を二つの料理へつなげる

新しいソースを覚えるときは、使いたい料理を二つ考えておくと定着します。しょうゆと酢のたれなら豆腐と蒸し野菜、味噌ごまソースなら厚揚げとゆでた青菜という組み合わせです。同じ日に続けて食べる必要はなく、別の日に一食分ずつ作れば、余らせずに配合を覚えられます。

気に入った配合は、材料と分量に加えて「水を少し増やした」「しょうが入りが好評だった」と短く書いておきます。次に作るときはその記録を出発点にすると、味つけを考える時間が減ります。使わない種類を増やすより、よく食べる料理に合う二、三種類を自分の味に整えていくほうが、平日の台所で役立ちます。

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