公開日

コンロ横に置くもの、離したほうがいいもの

Authors
  • avatar
    Name
    Nivos Cook 編集部
    Twitter

炒め物の途中で菜箸を探したり、塩を取るために背伸びをしたりすると、コンロのそばに何でも並べたくなります。けれども、そこは熱、蒸気、油はねが集まる場所でもあります。使う回数だけで置くものを決めると、気づかないうちに容器がべたつき、掃除のたびに何本もの瓶を持ち上げることになります。火を使う場所と、道具を手に取る場所を少し分けて考えてみましょう。

最初に確保するのは、何も置かない範囲

コンロの周囲に必要な空間は、機器や設置状況によって異なります。まず取扱説明書で、壁や可燃物との距離、周辺に物を置く際の注意を確認します。見た目に余裕があっても、大きなフライパンを使うと炎や熱気の広がり方が変わります。普段使う鍋を置いた状態で考えることが大切です。

排気口や吸気口の前は、調味料ラックや鍋のふたでふさがないようにします。空いて見える奥の部分も、収納場所として使えるとは限りません。耐熱性のある素材ならどこに置いてもよいわけではなく、熱くなった金属の道具や容器に触れてしまう危険もあります。何も置かない場所を先に決め、その外側で収納を考えます。

菜箸とへらは、調理中の置き場を用意する

いつも使う菜箸やへらは、コンロに隣接した引き出しなど、火元から安全に離れた場所へまとめます。立てて収納する場合は、容器が倒れにくいことと、柄が炎のほうへ傾かないことを確認します。よく使う二、三本だけを取り出しやすくしておけば、道具入れをいっぱいにする必要はありません。

調理中には、汚れた先端を受ける小皿や道具置きがあると便利です。置く位置は鍋の縁ではなく、熱の影響を受けにくい作業台にします。柄を通路側へ大きく突き出さないようにすると、服や腕が引っかかりにくくなります。味見用のスプーンも、使用前と使用後の置き場が混ざらないようにすると作業が落ち着きます。

油と調味料は、使うときだけ近づける

油の瓶はコンロ横にあると便利ですが、熱や光が当たる場所を定位置にするのは避けたいものです。保存方法の表示を確認し、使い終わったら適した場所へ戻します。大きな油の容器を片手で持ち上げて注ぐのが負担なら、まず置き場所の高さや取り出し方を見直しましょう。小分け容器を増やすと、その洗浄や管理も必要になります。

塩や砂糖、乾燥した香辛料も、蒸気の上がる鍋の真横では湿気を受けやすくなります。調味料を量るのは、できれば鍋から離れた作業面で済ませます。瓶から直接振り入れる習慣がある場合も、湯気が容器の中へ入り込まないように気をつけます。出しっぱなしにするより、調理前に必要な分を用意したほうが味つけも慌てずにできます。

紙、布、包装袋は火元から離す

キッチンペーパーは油汚れを拭くために手元へ置きたくなりますが、ロールや切り取った紙が火元に近づかない場所を選びます。ふきんをコンロ周辺の取っ手に掛けたり、鍋つかみを壁の低い位置につるしたりするのも、熱との距離を確認する必要があります。風や手の動きで位置が変わることまで考えておきましょう。

買ってきた食材の袋、食品トレー、レシピを印刷した紙も、下ごしらえの途中で置きっぱなしになりがちです。開封したら包装はその場で片づけ、必要な食材だけを残します。スプレー缶やカセットボンベの予備は、熱くなる場所へ置きません。収納を整えるときは、普段の定位置だけでなく、調理中に一時置きするものも点検します。

ふたの居場所は、鍋を使う前に決める

鍋のふたは、外した瞬間に置き場に困る道具です。コンロの空いている口へ置くと、別の鍋を使いたいときに邪魔になります。ふた置きを使う場合は、対応する大きさや重さを確認し、平らで安定した場所に置きます。受け皿にたまる水滴も、あとで洗い流せる形だと手入れが楽です。

ふたを持ち上げるときには蒸気が出るので、無理に奥へ手を伸ばさずに置ける配置にします。鍋つかみは乾いたものを用意し、使ったあとは火の近くへ投げ置きしないようにします。右利きか左利きか、どの口をよく使うかでも動きやすい位置は変わります。収納写真の配置をまねるより、実際の手の動きに合わせて調整しましょう。

掃除しやすさは、置く数を決める目安になる

火を止めて機器が十分に冷めたら、周囲の油はねを拭き取ります。そのたびに多数の瓶や道具を動かす必要があるなら、常設するものを減らす余地があります。小さなトレーにまとめる方法もありますが、トレーそのものに油がたまるため、持ち上げやすく洗えるものを選びます。

一度配置を変えたら、数回料理をして確かめます。塩を取りに行く動きが増えても、鍋の周りが広くなって扱いやすければ、その配置は役に立っています。反対に、道具を取るたびに熱い鍋の上を腕が横切るなら見直しが必要です。コンロのそばには、便利さだけでなく、落ち着いて手を動かせる余白を残しておきたいものです。

広告Amazon.co.jp

iwaki 耐熱ガラス保存容器 7個セット

作り置きや残り物を見やすく分けて保存したい時に使いやすい、耐熱ガラスの保存容器セットです。

広告。対象となる購入により、Nivosは紹介料を受け取る場合があります。

Amazonで見る →
コンロ横に置くもの、離したほうがいいもの | Nivos Cook